物忘れがひどい原因は加齢?

物忘れがひどい原因として、すぐあがるのが加齢です。
それは事実なのですが、個人差も大きく、話は単純にできません。
脳は、百数十億個もの神経細胞が集まってできた集合体です。
神経細胞は、年を取るうちに減少していき、脳が大きく関係する知的能力に影響を与えます。
すなわち、物忘れがひどい原因とは、究極的には脳の老化の現われでもあるのです。
忘れっぽくなったと、自分でわかっているくらいであり、日常生活にとくに支障がないレベルであれば年齢相応であり、とくに心配することはありません。

アルツハイマー病にかかった人の脳

ところで、アルツハイマー病にかかった人の脳では、アミロイドβという異常なたんぱく質がたまってできる老人斑、タウたんぱくという異常なたんぱく質の蓄積が原因の神経原線維変化など、脳に多くの障害がみられるのですが、健康なシニアの脳にも多少みられ、物忘れがひどい原因の1要因になります。
もっともアルツハイマー病の場合は、その量や範囲が大きく違い、比較になりません。

生活習慣や他の病気の場合も

脳の神経細胞にダメージを与えるものに、活性酸素もあげられます。
喫煙や過度のストレスなど、活性酸素を増やす行為は、物忘れがひどい原因になり得ます。
生活習慣の改善は、精神生活上も大切な対策になるのです。

 

また、忘れっぽくなったとともに、よく頭痛やめまいがするという場合は、物忘れがひどい原因に片頭痛が考えられます。
片頭痛は、頭の血管が膨張して熱くなることで起こるので、頭を振ったり温めたりすると、ますます頭痛が悪化するのが特徴です。
片頭痛は、安静にしたり患部を冷やしたりすると、症状が治まりますが、それでも頭痛が続く場合は、物忘れ外来での治療がオススメです。